【トレーニングの必要性】

 

「躾」と「訓練及びトレーニング」

「しつけ」とは、パピー時に社会的マナーを覚えさせるために教育をする。

人とペットとの共生社会においては、迷惑をかけずに人間社会に適応できる水準まで犬の能力を高めなければならない。

 

「訓練及びトレーニング」とは、中型犬や大型犬を対象とした犬が習得すべき科目や習得程度の差として区別される。

犬の潜在能力は、人間が想像しているレベルをはるかに超えている。

臭覚が人の何倍であるとか、速く走ることが出来る体力というような比較よりも、

正しい順序で与えられたトレーニングの課題を習得する能力は絶大なものであります。

 

 

【犬の習性を理解しましょう!】

 

犬(ペット)をトレーニングするにあたって、予め犬の心理や能力、性質を飼い主やトレーナーが充分に理解することが大切です。

 

 

 

  [犬の本能行動とは]

●前へ出たがる  ●所有欲が強い

●嫉妬心が強い  ●警戒心が強い

●走るものを追う ●物を運ぶ

●穴を掘る

 

 犬は、自分が不利になることや不快を伴う行動を自発的に行うことはない。

元々は群れの中で生きてきた彼らの行動は、他を従属させる優位な立場にいるか

他に服従する劣位な甘んじるかのどちらかです。

 

犬の本能行動を質的、量的に制限することに始まり、人に対する親和性、服従性を引き出すことを目的としています。

 

 

[犬の精神的本質の構成]

精神的本質は、本能的、遺伝的に形成されており、後天的に変えることはとても難しいことです。

 

なので、今そばにいるワンちゃんはどんな精神的本質なのかを調べてみてください。

 

また、これから犬を飼おうと考えている方は、このことを念頭に置いて、自分たち家族には、どんな精神的本質の犬が見あうか?飼いやすいのか?をじっくりと話し合い考えてみて下さい!