【市販ドッグフードの選び方】

ドッグフードには大きく分けると3つに分類されます。

●ドライタイプ ●セミモイスト(半生) ●モイスト(ウエット・水分の多い)

 

その中でもいくつかのタイプがあります。

①総合栄養食

主食となるフードのことです。

このフードに水を与えれば必要な栄養がまかなえる製品です。

 

②間食

おやつとして与える製品のことです。

ただし、主食となる総合栄養食の1日量以外に与える場合は注意をしてください。

1日に必要なエネルギーの20%以内に抑えることが望ましく、その分の主食を減らすのが理想です。

あくまでも、ごほうび程度に済ませておきましょう。

 

③その他の目的食

療養食(病気の犬専用の食事療法)やサプリメントのことです。

・療養食は該当の病気に配慮した栄養素の配合をしているため、健康な犬へ与えることは控えましょう!(獣医師の診断のもとに与えることが望ましいです)

 

・サプリメントは、手作りフードを与えている犬には必要ですが、総合栄養食を与えている犬には不要です。

 

[フードのタイプ別解説]

①ウエットフード

水分含量が大きく60%~87%以上のものを指します。

大量の肉類や食肉副産物を含みます。

セミモイストには、タンパク質、リン、ナトリウム、脂肪の含量が高いのが特徴です。

また、嗜好性に優れているため過食を防ぐには給餌量を決めて与えることが必要です。

 

②ドライフード

水分を3~11%含んでいるフードを指します。

タンパク質、脂肪及び大部分のミネラル含量が低く、嗜好性もおとります。

 

③水分はウエットとドライの中間に位置しているため、水分を25%~35%程度含有しており、水分を含むしっとりした質感が特徴です。

 

 

 

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